ちょっと寒くなったな、程度の気温ですぐにラジオに「冬がはじまるよ」をリクエストするのをやめてほしいと思ういしべですこんばんは。
冬はじまったんや!と思い込んでヒートテックを着てみたらすごく…暑かったので…
もうすぐ12月ですね。街中「ほら!クリスマスだよ!」と11月中旬くらいからめっちゃ煽ってきています。
楽天も例外ではなく煽りまくってきています。今年はぼっちの人用「ひとりマス」とリア充の人用「ドヤります」などといった、ぼっちへの偏見を隠そうともしない差別的コンテンツが登場しました。
ひとりマス↑の特集ページはこちら:http://event.rakuten.co.jp/xmas/tieup/alone/
ドヤりますの特集ページはこちら:http://event.rakuten.co.jp/xmas/tieup/riajyu/
悔しかったので「ドヤります」の方は画像キャプチャーしませんでした。
「ドヤります」の方を見た一人のぼっちとしての感想は、「インスタにアップしました!ってやるためのラインナップですね分かります」「はいはいシェアシェア」。
シェアしてほしくてたまらない感がぷんぷんしてきます。
シャレオツなパーリィやりたいなら下手に手作りとかせずに買えとのコメント(曲解)付きなところに、リア充というよりはリア充になりたくて震える系向けのページなのでは、と感じずにいられません。
そして「ドヤります」ページを飾る華々しい品の数々でもって催されたパーティ出席者の誰からもSNSに写真upされなかったら、その人はいったいどうなってしまうのか、と恐ろしいことを想像してしまいました。(ぼっちらしい想像です)
「巨人の星」の誰も来なかったクリスマス会を思い出して、胃のあたりがキリキリ痛みます。
楽天の「ひとりマス」が残念な感じだったので、「自分が楽しいひとりマス」を考えてみることにした
そんなぼっちの孤独とコンプレックスを刺激するキャッチーなコンテンツ「ひとりマス」ですが、商品紹介が無いに等しいです。
ぼっちがイメージしている欲しいものの画像をクリックすると、キーワード検索の結果一覧ページに移動するだけ。
「なんやこのページ!ぼっち煽る以外何の役にも立ちそうにないやん!」
思わず関西弁でブチ切れてしまいそうになりました。
というわけで、楽天の「ひとりマス」はぼっちが楽しむには何の役にも立ちそうになかったので、自分が楽しむための「ひとりマス」についていろいろ考えてみることにしました。
去年のクリスマスは何をしていたのか、振り返ってみた
まずは去年のクリスマスに自分が何をしていたかを思い出して、今年のぼっちクリスマスのプランに活かせそうなヒントを探してみました。
手帳
私はその日あったことや読んだ本・漫画の感想などを手帳にときどき記入しています。なのでクリスマス前後の手帳の内容を確認してみました。
- 松山城に行ったら12月第3水曜はすす払いの日なので入城できなかった
- アルスラーン戦記見た・ダリューンは裏切らない知力の高い呂布
- 一年間遊んでたブラウザゲームが終了するので全力で遊んだ
- 台湾旅行楽しみ
- マッドマックス1と2録画してたのを見た・「ロックンローラーのアヤトラ」って意味不明でかっこいい・マックスしゃべらなさすぎ
全力でクリスマスのことを考えないようにしたのがよくわかる手帳でした。
天皇誕生日を記念日として祝っていた形跡あり。(なんかお花とか☆のイラストが描かれてあった)
楽天の購入履歴
手帳が役に立たなかったので、楽天の購入履歴から、去年のクリスマスに何をしていたかヒントが無いか探してみました。
買っていたのはこちら。
タイトルからして何かをあきらめている感がはんぱないチョイスです。
NOTリア充の気持ちに寄り添い気味なコラム集で、結構ムチャクチャなことが淡々と冷静に綴られています。
著者のカレー沢薫さんは漫画家兼社畜な方で、ギリギリアウトな性癖をかわいいキャラで強引にごまかす、その勢いが強かった漫画を読んでみてドはまりしたので、漫画に続いて購入しました。
途中、著者が結婚したと判明するあたりで、負け組を意識したコラムを読んで自分だけが底辺なのではないという共感・安堵を得たかったところを裏切られてしまうのでその辺だけ要注意です。
一生をぼっちとして生きる覚悟ができていない身分として、既婚者に対して「ねたみ・嫉妬・失望」を抱えている自分の姿を再確認させられます。
基本的にはネガティブ思考あるある本の要素が強いので、ヒエラルキーの下層に属している自覚がある人なら楽しめる本になっています。(個人の感想です)
派遣切りからしばらくニートを続けていて、人と会話する機会が減ったことから「とっさに名前が出てこなくなった」とか「物忘れが激しくなった」とかで不安になってたところにセールで売られていたので、勢いで購入。
毎日脳トレは続けられなかったけれど、とっさに名前が出てこないのは続いています。
今日思い出すのに時間がかかったのは「ムツゴロウ」です。
こんな感じで、楽天の購入履歴もクリスマスっぽさ皆無でした。
あえて言うなら脳トレは「自分へのご褒美」と言えなくもないですが、ご褒美が脳トレ。マラソン頑張ったご褒美にラジオ体操みたいなノリです。
去年のクリスマス総評
クリスマスをぼっちで過ごすことから目を背けつつ、しかし自分がヒエラルキーの下層の、さらに多重構造をした下位にいることだけは認めたくない、という考えが読み取れる結果となりました。
「ひとりでもクリスマスを楽しむ」という発想を持てなかったのかもしれません。
去年の私ながら、なんと哀れな生き物であることでしょう。
今年は「ひとりマスを楽しむ」という発想をもって12月を迎える事を決意
全力で目をそむけた結果がかえってむなしく思える去年のクリスマスを反省し、今年はクリスマスならではの楽しみを追及するクリスマスにしたい、この記事をここまで書き進めた私はそう思いました。
ということで、一人でも楽しめることと、クリスマスっぽいこと、両方をクリアできる「ひとりマス」プランを考えることにしました。
クリスマス準備期間中にシュトーレンを食べる
クリスマス前になると目にする、なんか甘そうで触ってみるとちょっと硬い菓子パン、シュトーレンです。
実はクリスマス当日にスーパーで半額になってるものしか食べたことが無かったりします。
日持ちするので一人で食べて余らせても大丈夫!
というかシュトーレンは本来、クリスマスを待つ間に少しずつスライスして食べるものなのだそうです。
生地にはドライフルーツやナッツが練りこまれており、表面には砂糖がまぶされている。ドイツでは、クリスマスを待つアドベントの間、少しずつスライスして食べる習慣がある。フルーツの風味などが日ごとにパンへ移っていくため、「今日よりも明日、明日よりもあさってと、クリスマス当日がだんだん待ち遠しくなる」とされる
クリスマス前からシュトーレンを食べると、本格的にクリスマス準備を始める気分になれそうなので、シュトーレン採用決定です。
ツリーを購入する
クリスマスといえばツリーに飾り付け!
ですが、一人暮らしの狭い部屋にツリー…
置こうと思えば何とかなるけど、収納場所がありません。
かわりにパソコンに接続して光るミニツリー(学生時代に貰った)があったので、それを利用しようと思います。(壊れてなければ)
日々クリスマスに備えている事を実感するため、飾りは手作りして用意します。
プレゼントを入れる靴下を用意する
クリスマスと言えば靴下に入ったプレゼント。
しかし、実際に子供のころを思い返してみると靴下を枕元に置いた記憶がありません。
クリスマスらしいことなのに、体験した記憶がないとは由々しき事です。これは靴下を用意するほかありません。
というわけで、靴下につめこむプレゼントを何にするかはまだ決まっていませんが、靴下を用意することは決定しました。
クリスマスぐらいはちゃんと料理を作る
最近は仕事で残業も多くて疲れたので…とスーパーの半額弁当やコンビニサンドイッチを晩ごはんにしてしまいましたが、クリスマスぐらいはちゃんとそれっぽい料理を準備したいものです。
鍋界のカリスマ、ストウブさん!キャーカッコイイ!これでクリスマスっぽい料理の準備をしたいです。
正直手持ちの鍋がもうぼろぼろなのと、以前から欲しかっただけですが、クリスマス前にストウブ買ったら料理に対するモチベーションがめっちゃ上がりそう。
もはやこれがクリスマスプレゼントでいいじゃない、というレベルの出費ですが(欲しいサイズのものは1万後半ぐらいのお値段)、ストウブを買ってクリスマスには晩ごはんを作る事も決定です。
クリスマスケーキを買う
必須イベントです。問題はぼっちにちょうどいいサイズのケーキ探し。
ホールケーキまるごと!などという蛮行は、その後のことを考えると絶対に回避したい。
そこで見つけたのがこれ!
銀座千疋屋 ストロベリーアイスケーキ
まるごと一気に食べるのはこの季節厳しいし、アイスなので保存もできる!
注目すべきはショップの説明。ぼっちに向けたケーキであることを自ら謳っています。
クリスマスに必要なのは、
恋人ではなく、ケーキである。クリスマスには、クリスマスケーキを食べたくなる。 なぜならそれは、クリスマスだから。
その日にしか食べられないケーキを食べることで、幸せな気持ちになれるなら、それは素晴らしいことだと思う。クリスマスは、「恋人がいない」と嘆く人が増える季節。でも一体みんな、なにに悲しんでいるのだろう。
クリスマスは、ケーキがあれば寂しくないし、 ケーキがあれば温かい気持ちになれる。
クリスマスに必要なのは、恋人じゃない、ケーキなのである。独りがなんだ、“シングルベル”でもなんでも、鳴らしてやる。1人で食べるケーキも、今日は寂しくなんかない。
そう思わせてくれるほど、ゴージャスで特別感のあるスペシャルケーキ。
素晴らしいですね。ここまで言わせてしまったからにはぼっちとして買うしかないです。
クリスマスの雰囲気を感じる映画を楽しむ
食事が終わった後は映画でも見てのんびり過ごしたいですね。
というわけで、クリスマスの時期が舞台の映画をチョイスしてみました。
- ダイ・ハード
クリスマスでかつ爆発します。完璧です。
クリスマスにぼっちが見るべき映画・ベスト・オブ・ベストと言っても過言ではありません。(個人差があります)
- シザーハンズ
別に「爆発しろ!」とまでは思ってないとき向け。クリスマスでなくても見たい映画です。ジョニデです。
- ホーム・アローン
レンタル借りてこなくてもテレビが気を利かせて放送していることの多い定番ものです。
別に普段ぼっちじゃないけど不可抗力で今年は一人なんだ…という人向け。
- 戦場のメリークリスマス
家族みんなで見るのが難しい映画なのでまさにぼっち向け。
まとめ、そしてクリスマスプレゼントは…
ここまで「ひとりマス」を充実させるためのプランを考えてきました。結構楽しかったです。
最後に、自分へのプレゼントについて。
クリスマスを楽しむための準備として、いろいろ欲しいものを探して「あれを買ってクリスマスにそなえよう!」と決めているうちに、特に欲しいものが思いつかなくなるという事態に陥りました。
そういうわけで、自分へのプレゼント選びについては「クリスマス会でプレゼント交換をすることを想定」「靴下に入る程度の大きさのもの」を基準として、その辺の雑貨屋さんで入浴剤とか適当な雑貨を買う事になるんじゃないかなぁと思います。(なげやり)
結論:クリスマスは準備が楽しい
コメント
こんばんは。
ひとりでもこうやっていろいろ考えてみると結構楽しいのでは?
と思ってしまいます。
私は子供もいるので、逆にたまには一人で過ごしたい、と思う事があります。
クリスマス準備の買い物とか部屋の模様替えとかをちょっとずつ進めているところですが、特に公開したり誰かを呼んでみたりする予定はまったくないのに楽しいです。
ぼっちには実行不可能な楽しいクリスマスプランを計画して、楽しいクリスマスを送ってください~